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実行委員長あいさつ
2019年夏 国内留学合宿実行委員長 上小澤明花
Hello everyone!
みなさんこんにちは。
この度、BALM国内留学合宿の実行委員長を務めさせていただきます、上小澤明花です。
前回、私は一大学生スタッフとして合宿運営に携わりましたが、そこで私が目にしたのは今この時代にこの合宿を開催することの、確かな意義でした。
日本では長らく英語教育が取り入れられてきたにも関わらず、私たち英語学習者たちが習得するスキルは「読み」「書き」に偏り、いざ英語を話すチャンスがやってきてもためらいなく話せる人は未だ多くありません。
中学、高校とたくさん英語の教科書を読んできたのに、文法や単語を覚えてきたのに、
いざというとき、どう話していいかわからなくなってしまうのは一体なぜでしょうか?
私は英語の試験でどれだけ満点を取っても、
海外から来ている留学生たちの日常的な何気ない会話にすら混ざることができず、大学入学当初とても悔しい思いをしました。
正しい文法で英文を書くことができる。
正確に英文を読みとることができる。
それなのに、思うように話せない。聞きとれない。
理由は、シンプルでした。
圧倒的に、「機会(chance)」が不足していたのです。
中学生レベルでも、文法がめちゃくちゃでも、
とにかく毎日英語で会話をしていくうちに、
私は気づけば留学生たちともなんの障壁もなく、コミュニケーションがとれるようになっていました。
私たち日本人が英語を話せるようになるまでの、一番大きな壁は、知識や発音ではなく「勇気」であることに気づいたのです。
そしてその勇気はある日突然、身に降ってくるわけではありません。一度でも多く、日常の中で英語を「話す」「聞く」といった機会を手にし、自分と英語との間に立ちはだかる見えない壁を、壊す必要があるのです。
その壁が壊されたときには、不思議と誰もが、ためらうことなく英語を話せるようになります。
もしも今、英語を「話す」機会がないのであれば
まずはそんな機会をつくること、そんな環境に飛び込むことから、ぜひ始めてみてください。
前回の合宿にて、最初は自己紹介すら紙を見ながら読んでいた高校生たちがみるみるうちに英語の壁を壊し、積極的に英語でその場のコミュニケーションを楽しめるようになっていく姿に、私の心は強く動かされました。
日本も今年2019年には大分県でラグビーW杯、
来年の2020年には東京オリンピックを迎えます。
スポーツのみならず、これから私たちはますます多くの場面で、世界と共に歩む機会が増えていくことでしょう。
覚えた単語やフレーズを頑張って並べるだけではなく
翻訳機能に頼り、ぎこちない会話をするでもなく
今、目の前の相手と純粋に楽しみながら英語を使ってコミュニケーションをはかれるチャンスを、その手で掴んでみませんか?
私たちスタッフ一同が、みなさんの新たな一歩目を全力でサポートします!
夏、BALM国内留学合宿にてみなさんにお会いできるのを心より、お待ちしています。